18:名無しNIPPER
2017/05/01(月) 21:54:10.48 ID:IqbR0kPV0
P「暗くなる前に帰れよー。大人組も明日早い人はほどほどにお願いしますねー」
ありす「そろそろですね」
飛鳥「ボクらも一度出ようか。残っていたら誰かに怪しまれるリスクを負いかねない」
文香「他のアイドルの方達にはくれぐれも内密に……ということでしたね」
飛鳥「現段階では、だね。さぁ、往こう」
P「はー……日中眠くて敵わんな。集中出来なくて書類が片付かん……あれ? お前らどうしたんだ、文香まで連れて」
飛鳥「何てことはないさ。昨日の件、覚えているだろう?」
P「昨日の? それでどうして文香が出てくる?」
ありす「確認しますが、Pさんから見れば文香さんは大人ですよね?」
P「んー? そりゃまあ小学生と中学生よりかは、酒やら何やらはまだ駄目だとはいえ大学生だしな。それがどうかしたか」
文香「……プロデューサーさんが不眠症に苦しんでいると聞きました。私でお役に立てることがあるみたいなので、微力ながらお力になれれば、と……」
P「文香に? 話が見えないぞ飛鳥、ありす」
飛鳥「昨日キミは確かにこんな風なことを云ったはずだ。部屋まで連れ込んで寝るまで付き添わせるわけにはいかない、と」
P「ああ、そんなこと言ったような」
飛鳥「それはつまり、キミが眠りに就いてしまえばボク達の帰る際に保護者がいなくなってしまうことを危惧して、だろう?」
P「そりゃあな、それなりの時間になってるはずだし。ってそれだけが部屋に来させられない理由じゃないぞ? 一々説明するまでもないけどさ」
飛鳥「だからキミの不安要素を取り除くべく保護者を連れてきたんだ」
P「スルーしやがった!? 保護者……文香がねえ」
文香「……やはり私では……」
P「車に乗れるならまだ安心出来るけど、文香は免許持ってて自由に使える車があったとしても移動手段としてガンガン使うタイプじゃあないよな」
ありす「あの、Pさんのお住まいの付近ってそんなに危ない所なのでしょうか?」
P「いや? 駅も近いし人通りもそれなりだからその道中に何かあるってことは滅多に……あっ」
飛鳥「ほぅ、なら文香さんの引率で何も困ることはないようだ」
P「待て待て! 夜道に人気がないならないで問題だし、あるならあるで問題なんだよアイドルは!」
飛鳥「早速今夜にでも世話になろうか。いや、世話をするのはむしろボク達の方か……フフ」
P「都合よく無視するなって、オイコラ!!」
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