13:名無しNIPPER
2017/04/28(金) 22:00:46.26 ID:I5Cd+W0d0
P「え、なんで俺殴られたの……」
飛鳥「節操が無さすぎるからさ。性犯罪者の烙印を押される前に、その身に刻んでおかないとね」
P「大丈夫だって、飛鳥の時も許可を取ってからしただろう?」
飛鳥「それはそうだが……では何故キミは今、ナチュラルにありすの膝に頭を乗せているんだ?」
P「? あれ、ほんとだ。ルパンダイブを撃ち落とされたまでは覚えているんだが。ありす、いつの間に?」
ありす「いえ、思いの外痛そうだったのでつい。……大丈夫そうなら起きてください」
P「……。あー痛い痛い全身に雷が迸るかのようだーもうちょっとこのままがいいなー」
飛鳥「ほらみろ、ありすも満更でも無さそうな顔してないで彼を甘やかさないでくれ」
ありす「そんな顔してません! ほら、Pさんも起きて、また飛鳥さんに何されるか分かりませんよ?」
P「うっ、それは困るな。さーて起きるかー」
飛鳥「……言うようになったじゃないか、ありす」
ありす「事実を述べただけですが? それよりも、あの……どうします?」
P「どうするって、何が?」
ありす「思わぬ邪魔が入りましたが、本題に戻りましょう。Pさんは心音を聴けば眠りにつけるかを検証してたんですよね?」
P「そういうことになるな」
飛鳥「……フム、つまりキミはあのままボクに寄りすがる形で意識を闇に落とすつもりだったのか?」
P「さすがに悪いってレベルじゃないしそのまま寝ようとは考えてなかったぞ。つっても危うく寝落ちしかけたけど」
ありす「では効果はあった、と」
飛鳥「なるほどね。ボクの元に還りさえすれば、Pは安息を得られるというわけだ」
ありす「でも飛鳥さんでなければいけない、とは決まってないですよね?」
飛鳥「なに、それだけ解を導いていれば充分さ。Pが必要とあればボクは駆け付けよう、普段キミがそうしてくれているように、ね。等価交換だ」
ありす「むぅ……」
飛鳥「フフ……子供は帰る時間だよ、ありす」
ありす「飛鳥さんには言われたくありません!」
P(どうしてこうなった)
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