87:名無しNIPPER[saga]
2017/05/24(水) 22:15:39.01 ID:WZZUaiy20
「―――月、ねぇ、卯月」
「……えっ?」
とある某所のレッスンスタジオ内。
ライブツアーが始まり、既に二ヶ所での公演を終えた頃の事。
私達はダンスの振り付けの確認を行う為、そこを利用していました。
その休憩中、横からそう声を掛けられた私は、その方向に向けて視線を送りました。
「大丈夫? 何だか、ボーっとしてたみたいだけど」
その視線の先には、ニュージェネレーションでのユニットメンバー、凛ちゃんの顔がありました。
凛ちゃんは若干の不安そうな表情で、私を心配する様に見つめていました。
物思いにふけっていた、私を見兼ねてでの事でしょうか。
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