島村卯月「マーキング」
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70:名無しNIPPER[saga]
2017/05/15(月) 05:29:05.66 ID:IjyzdT9e0
「悪いな。それじゃ、また明日にな」


プロデューサーさんはそう言うと今度こそ、この場から去っていきます。


それを私はさっきみたいに取り繕う様な笑顔では無く、自然な笑顔で見送りました。


こうなったのも、プロデューサーさんの言葉で気分が高まったからでしょう。


どんな内容の事を話すかは分からないけれども、プロデューサーさんと話す機会ができたとばかりに、私は思っていました。


けど、実際はそうではありませんでした。


その内容は私の想像していたものとは、まるで違いました。


だって、あれは……私からすれば、死刑宣告の様なものだったからです。





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