島村卯月「マーキング」
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3:名無しNIPPER[saga]
2017/04/24(月) 23:33:11.59 ID:CDqcHrar0
「すみません。ちょっと、いいですか?」


私がまだアイドルになる事を夢見て、養成所に通っていた時の事。


養成所のレッスンルームの鏡の前でダンスの練習をしていると、後ろから唐突に、そんな声が聞こえてきました。


その時のレッスンルームには、私以外に利用している人は誰もいません。


なので、私は『声を発した人は、自分に声を掛けたのだ』と、そう思ったのです。


「あっ、はい。何で、しょう……?」


私は相手の顔も見ずに、振り返りながらそう答えました。


けど、振り返ったその先、そこにいたのはピシッとしたスーツを着込んだ私よりも背の高い男性。


誰とも知らない、見覚えも無い、全くの初対面の相手でした。





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