島村卯月「マーキング」
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22:名無しNIPPER[saga]
2017/05/01(月) 09:54:12.06 ID:n5vH6Ypj0
ユニット……その言葉にも惹かれるものがありましたが、それ以上に私が惹かれたのは、デビューという言葉。


そう、私にも遂にその時が巡ってきたのでした。


「そ、それじゃあ……私、遂にアイドルデビューできるんですね」


「そういう事になるかな。ちょっと早い気もするけど、島村さんなら大丈夫だと思う」


「……はいっ! プロデューサーさん、私……頑張りますっ!」


プロデューサーさんの後押しする様な言葉に対して、私は頭を下げて、そう言って返しました。


この事務所に所属してからまだ少ししか経っていなくて、不安もありました。


けど、それ以上にステージに上がれる、デビューできるという、楽しみの方が勝っていました。





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