169:名無しNIPPER[saga]
2017/08/25(金) 09:13:08.42 ID:uh60T5eQ0
「同罪だなんて、そんな……悪いのは全部俺の……」
「そうじゃありません。私だって、悪いんですから」
そう言った後、私はプロデューサーさんの手を取り、ギュッと握りました。
私の様に細くは無くて、ゴツゴツとした感じの男の人らしい素敵な手。
いつまでも握って、触れたままでいたいけど、今はそんな場合ではありません。
「だから今回は『どっちも悪かった』という事にしませんか?」
「いや、それだと……」
「その代わり、プロデューサーさん。一つだけ……約束して下さい」
「……約束?」
「はい。今回の様な間違いを二度と起こさない……って、誓ってくれますか? そうすれば私……これからも頑張り続けられます」
199Res/151.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20