島村卯月「マーキング」
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118:名無しNIPPER[saga]
2017/07/04(火) 05:48:33.52 ID:IQGbnOTy0
……………


………





「――――まむー、しまむーってば!」


「え、えっ?」


そう声を掛けられながら横から肩を揺すられて、私はハッと目を覚ましました。


「あ、あれ……?」


二度、三度とまばたきをした後、周りを見渡す。


目の前に広がるのは、主に灰色が目立つ、大型ワゴンの殺風景な車内の光景。


それから左側にある、窓の外にへと視線を向けると、体育館の様な大きな建物が見えました。


この建物が何なのかは、前日に調べてはあったので、はっきりと分かります。


ここは今いる都市でもかなりの規模の多目的ホールで、今日の私達が活動する現場でもありました。


「え、えっと……もう、着いたんですか……?」


寝惚け眼をこすりつつ、まだはっきりとしない意識の中で、私はそう言いました。





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