島村卯月「マーキング」
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109:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 08:45:33.57 ID:g/h+z7u80
「所で、プロデューサーさんの方はどうですか? 美穂ちゃんや響子ちゃんとしっかりやれてますか?」


『あぁ、その辺は大丈夫だ。二人共しっかりとしてるから、心配しなくても良さそうなぐらいだ』


「……なら、良かったです」


『それなら……早く二人から離れて、私の傍に来て下さい』


『私はポンコツで、しっかりなんてしてませんから、心配して下さい』


プロデューサーさんの言葉に反応して、心の奥底からそんな声が込み上げてくる。


私はそれをグッと我慢して、口に出さない様に、また奥底にへと呑み込む。


本当は言いたいけど、言ってはダメなんです。


我が儘な娘だと思われて、敬遠されるのは嫌だから。


『二人も卯月に会えなくて寂しい……って、言ってたぞ。渋谷さんといい、本田さんといい、卯月は友人に恵まれてるな』


「えぇ、本当にその通りだと思います。私も、早く帰って……二人と、お話したいです」


『あの二人なんかより、もっとプロデューサーさんとお話がしたい』


『私が会えなくて寂しいのは、プロデューサーさんだけ』


『それ以外の有象無象なんて、どうだっていいんです』


一瞬の頭痛の後、目の前の景色が歪んだ様に見えました。


心の奥底で声が響く時はいつも頭痛だけが響いたけれども、この時には目眩もしました。


時に揺れる様な、ぐにゃりとした曲がりくねった世界。





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