穂乃果「ラブライブ!」海未「パーフェクトアンサー」
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460:名無しNIPPER[saga]
2017/05/14(日) 22:08:30.19 ID:xDrFGm6uO


海未「怖かった---それだけの、はず…」


記憶を手繰り、思い出したくもないあの瞬間を思い浮かべる。

自分の振るう刀が、徐々に大男の顔を滑っていく光景。

あの時自分は、何を感じていたのか。


------恐怖だけじゃない。


------今まで経験の無い危険な昂揚を、感じていたのではないか?


海未「違う……違うん、です…」


間違った事はしていない。
それは事実だった。

北条とサダコを見捨てて逃げる事など出来ないし、話し合いに応じてくれる相手ではなかった。


だが---だが本当に、ああするしか選択肢は残っていなかったのか?


限界だ。

海未は頭を圧迫する思考を振り払う。


海未「もう考えるのはやめましょう……疲れました…」


自室に転送された際寝かされていたが、その時間は数分か数十分だろう。

寝るべきだ。


布団に潜り込む海未だったが、結局一睡も出来なかったのは言うまでも無い。

尤も、寝直したところで今夜の出来事を夢に見かねない為、寝不足のまま朝を迎える方がマシかもしれないが。


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