穂乃果「ラブライブ!」海未「パーフェクトアンサー」
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459:名無しNIPPER[saga]
2017/05/14(日) 22:07:30.64 ID:xDrFGm6uO

海未「そういえば、私の荷物は…」


スクールバッグもあの部屋から戻されていたらしい。
部屋の端に置かれていた。

中身を確認しようとして、気づく。
バッグの裏に、銀色の四角いケースが隠れていた。


海未「これは…!」


あの戦いで自分が身に付け、その命を救った戦闘服の入ったケースだった。

中には刀も押し込められていた。


海未「くッ……」


思い出す。

自分を襲ってきた大男---ねぎ星人を、首元から頭頂まで真っ二つにした感触を。


海未「はッ---はッ---」


動悸が激しくなり、眩暈がする。


あの大男が球体に表示された子供のようなねぎ星人の親であろう事は明らかだった。

子供のねぎ星人は、稲森達大人が殺してしまったのだろう。


子供を殺されたなら、親はどうする?


海未「違うッ…私はッ…」


何もしていないのに襲われた。

北条とサダコは重傷を負い、一刻も早くその場を切り抜けねば危険だった。


海未「仕方…無かったんです」


歯を食い縛り己に言い聞かせる海未。

だが多少の落ち着きを取り戻した彼女の脳裏に、西の台詞が蘇る。


『---そンでどうだ、気分は良かッたか?』


良い筈がない。

殺し合いに恐怖以外の感情を感じる訳が無いのだ。


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