穂乃果「ラブライブ!」海未「パーフェクトアンサー」
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449:名無しNIPPER[saga]
2017/05/14(日) 21:52:04.29 ID:xDrFGm6uO


穂乃果「……私の、所為だ」


自分が、街中であんな怪物を引き連れて逃げ回らなければ。

あるいは、殺す事、殺される事に怯え、戦闘を避けなければ。


穂乃果「こンな事にッ…!ならなかッたッ…!」


右手首からの激しい出血と車両との激突で相当なダメージを受けたねぎ星人が、それでも尚穂乃果に向けて進んでくる。


穂乃果「決着ッ…つけるッ!」


銃を構え、トリガーに指をかける。

今度は外す気など無い。
銃身の後方のディスプレイを覗き、射程圏内へ入ったねぎ星人に狙いをつける。


穂乃果「はッ---、はッ---」


トリガーに触れさせた指に力を込めた。

ねぎ星人は避けようともしない。
体を左右に揺らしながら、操り人形の如く機械的に穂乃果へと進む。


穂乃果「ごめん…なさい」


穂乃果は固く目を瞑った。
震える指を、無理矢理トリガーへ押し込もうとする。


------だがそこで、彼女の真横を何かが高速で横切った。


それに続いて、ねぎ星人の呻き声と硬い物の打ち込まれる乾いた音が聞こえた。


穂乃果「な---」


目を開けた穂乃果の眼前で、ねぎ星人は光るワイヤーにグルグル巻きにされていた。


「よォ、生きてたンだな」


何もない空間から少年の声が響く。


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