穂乃果「ラブライブ!」海未「パーフェクトアンサー」
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444:名無しNIPPER[saga]
2017/05/14(日) 21:47:54.07 ID:xDrFGm6uO

海未「撃ッて……いいん、ですか…?」


しかし、躊躇なくトリガーを引ける程、海未はこの状況に順応できてはいなかった。

大男がこちらを振り返る。


海未「撃ッ…!撃ちますよッ!
動かないでくださいッ!」


言葉は通じてくれなかった。
向けられる銃口に構わず、大男がまた迫る。


海未「ひッ---」


ギョーンッ、ギョーンッ、ギョーンッ


ほとんど無意識だった。
咄嗟に目を下に背けつつ3発撃った。

次の瞬間、意外に強い反動で跳ね上がった銃の感触が消える。



海未「えっ?」


顔を上げた海未の目と鼻の先に、血走った眼でこちらを睨みつける大男の姿があった。

その右手で、たった今彼女が撃った銃を取り上げていた。
大男が拳を握り締めると、銃身がポキリと折れる。

それと同時に、大男の右腕が弾け飛び、生温い体液が海未の顔に飛び散った。

痛みにのたうち回る事もなく、大男は残った左腕で海未の首を掴み、持ち上げる。

大男が海未の首をへし折らんと締め上げる。
黒い服に血管のような筋が浮かぶ。

圧倒的な防御力だったが、無限である訳がなかったのだ。

攻撃を受け続けた場合、いつまで持ってくれるのかわからない。


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