穂乃果「ラブライブ!」海未「パーフェクトアンサー」
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442:名無しNIPPER[saga]
2017/05/14(日) 21:46:21.97 ID:xDrFGm6uO

「あら、どうしたのかしら?
警察呼んだ方がいいかしらねぇ…」


子供の声に反応し出てきた母親も同じだった。

海未を始めとするこの状況の当事者達を、認識していない。

その母子はすぐにベランダからいなくなった。


海未「まさか……そんなッ…!」


これではまるで、自分達が本当にこの世の存在でなくなったかの様ではないか。

衝撃と絶望に呆ける海未だったが、振り下ろされる五本の刃で我に返る。


海未「くッ…!」


咄嗟に左腕を掲げて受けた。
やはり痛みは感じない。

空いた右手で刀を抜き、刀身を出す。

それを見た大男は後ろに跳び退き間合いを取った。


海未「はあぁぁぁッ!!」


突きの体勢を取った海未が攻勢に出る。
『殺る気』も何もあったものではない、追い詰められた挙句の行動だった。

だがこの服は防御力だけでなく、身体能力全体を上昇させてくれる代物らしい。

そのアシストを存分に受け、彼女は一瞬にして大男との距離を詰めた。

大男の腹部に向けて刀を突き出す海未だったが、そう大人しく攻撃を受けてはくれない。

大男は両手の爪で刀身を掴んだ。
火花が散る。


『グルルァァッ!!』


そのまま刀身を真横に薙ぎ払い、海未ごと吹き飛ばした。


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