251:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/28(金) 22:57:31.44 ID:xchiMuX50
「先生。僕も仲村君の意見には大体賛成です」
「だけど、やっぱりゾルダの力も借りたいのが僕の本音、かな?」
「東條!お前何言ってんだ!分かってんのか?え!」
「まぁ落ち着きなよ。仲村君。のど飴舐めたら?」
「いるか!」
東條が差し出したのど飴を机に叩き付けた仲村は、少しだけ冷静さを
取り戻し、苛々しながらも話の先を促した。
「要するにさ、ゾルダと手下を分離させれば良いんでしょ?」
「確かに狭い場所に姿を消すライダーがいるのは脅威なんだけどさ」
「僕達の側にも頼れる仲間がいるじゃない」
「先生。ここは佐野君に頼んで姿を消すライダーを始末しましょう」
「....」
「浅倉は北岡の所に必ず来ます。そして北岡の所に手下も控えています」
「どちらも周到なタイプだからこそ、奥の手を隠しているはずです」
「そして、二人とももう話が通じるような相手ではありません」
「確かにそうですね。北岡も浅倉もこれまで上手く生き延びていますしね」
「ではゾルダとその手下を上手く分断させるべきと?そういう事ですか」
「フリーズベントで凍った奴のモンスターを北岡は仕留めに来る筈です」
「数を生かして浅倉を仕留めるのならこれが一番かなと思います」
「時間切れギリギリまでゾルダに浅倉を追い込ませて仕留めさせる」
「で、僕達はその間に出口を塞いで二人を消滅にまで追い込む」
「鏡面となる物全てを取っ払ったトンネルの中でね」
「上手くいけば、三人の強敵を葬れますよ」
「どうしますか?先生」
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