130:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 10:51:15.01 ID:L6BVEgLS0
第二部 十話目 ゾルダとガイ
神崎士郎により開催されたライダー同士の戦いから既に一月半が
経過していた。
残るライダーは11人。
龍騎、王蛇、ガイ、ナイト、ゾルダ、ライア、タイガ、ベルデ、
オーディン、リュウガ、そしてアビス。
ある者は手を組み、またある者は己の心の赴くままに戦いに臨む。
全ては己の叶えたい願いのため、生き残るために彼等は戦う。
だが、戦いは更に激化の一途を辿っていた...
〜〜〜〜〜
「ははっ。どーしたよ仮面ライダー。もっと楽しませてくれよ?」
「confine vent!」
夢ではない現実世界で今も戦いが繰り広げられていた。
逃げ場もない、隠れる場所もない河川敷で一人のライダーが三人の
ライダーに追い込まれていた。
「クソッ...どうしてカードが使えないんだ!」
「はぁ...バカな奴ってほーんと救いようがないよねぇ」
「北岡さんもそう思わない?」
「ああ。俺もそうだと思うよ。バカって罪だよなぁ」
三人のライダーに追い詰められ、満身創痍の仮面ライダーアビスは
目の前に立つ二人のライダー、仮面ライダーゾルダとガイの罵倒を
浴びながら懸命にこの窮地を打開する策を考えていた。
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