【安価】探偵剣士「一目惚れをしたら冒険が始まった」
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407: ◆YwfwH67PRHMh[saga]
2017/11/20(月) 20:01:21.67 ID:+9kMQT2z0
???「あぁん?探偵ってのはお前だろぉ?違わねえ筈だぞ?」

残念彼は知っていた
悪寒がする

ロット「どうして知ってるのさ……」

イヴ「お、お知り合いですかロットさん?」

ロット「いや、そんなはずは…」

???「ふぃ、親方がそう言ってたんだよ」

イヴ「親方さん?」

ロット「なるほど、グランさんだ」

合点が行く
僕は余りの酒臭さから、軽い頭痛を憶え
顔に手を当てながらそう言った

どうやらここの住人はみんなグランさんの事を親方と呼ぶらしい事が判明

この酔っ払いは僕達が去った、いや追い出された後にそこ(鍛冶屋)にお邪魔したのだろう
そこで僕の話をするグランさんはビールを飲んでいたはず
で、流れで飲みまくったと…

イヴ「という事はあの鍛冶屋さんの、お弟子さんでしょうか?」

親方と呼ぶくらいだからそう考えるのは当然だ
でも…

ロット「いや、違う。多分グランさんの事を親方と呼ぶ人は他にもたくさんいる筈だよ。非常に信じ難い事だけどこの人…」

僕は空いた手の指を彼の袖に向けた
その指の先には立派な腕章が付いている

ロット「わかるかい?」

イヴ「これ自警団の人達が付けていたものと……いえ、似てるでしょうか??」

イヴは若干離れた場所からその腕章を確認していた

ロット「うん、戦っている時に気づいたんだけど、この腕章、二つの種類に分かれているみたいなんだ」

ロット「一つはここの住民でもある団員、そしてもう一つが短期間雇われた外からの団員、旅人とかだね」

この二つは区別できるようにしてあったのだ

ロット「だけどこの人の腕章はそのどっちとも違う、つまり……!?」

???「ヒック」

この人どんどん体重かけてきてるような…重い!

ロット「はぁ…つまりこの人多分、リーダーなんだよ。自警団の」

イヴ「えぇ!?」


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