【安価】探偵剣士「一目惚れをしたら冒険が始まった」
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406: ◆YwfwH67PRHMh[saga]
2017/11/20(月) 15:43:16.78 ID:Y5Rm7HNX0
〜街中〜

まだ比較的明るい商店街を、僕の探偵としての経験を話しながら歩いた

ロット「ああ、それでそのお爺さんの隠し財産の場所が突き止めることができたんだよ。結局教えなかったんだけどね」

イヴ「ふふ、色んな事件があるんですね」

ロット「何しろ穏やかな世の中じゃないらしくてね。皇帝と愉快な仲間達のお考えはよく分からないし、騎士団にも妙な奴らがいるみたいだし、王国の方から悪い人達が密入してるとかいう噂もあるし」

うーん、そう考えると悪情勢はもうじきピークを迎えそうな気がする

イヴ「………ロットさん」

ロット「何だい?気になるお店でもあったのかね?」

気軽に振り向きながらそう聞くと
立ち止まったイヴは、話を楽しんで聞いてくれていたさっきの雰囲気を一転させていた

至極真剣な顔をしている
やはり美人…ゔぉっほん!!凛々しい表情だ!!

イヴ「あの、ロットさんはなぜ探t…「「おい、あんちゃん!」」

しかしその真剣な声は、不愉快な大声で遮られた

???「おい、あんちゃん。兄ちゃん。お前さんだよお前さん」

繰り返しそう呼びながら、おっさんがだいぶ遠くから上機嫌で駆け寄ってきた

ロット「……やっぱり僕の事ですか」

???「他に誰がいるってんだ」

ロット「たくさんいると思いますが…」

大声だったものだから、すっかり注目を浴びてしまっている
そして話を遮られたイヴは少々むくれている

???「まあ細けえこたぁいいじゃん」

良くない

???「ちょっと面貸してくれや」

できるなら貸したくないが
何もかもを御構い無しに肩を組んでくる

ロット(酒くさ!!)

???「お、嬢ちゃんお連れさんかい?どうだ、嬢ちゃんも一杯やらねえか?」

イヴ「いえ、あの…その…困ってしまいます」


ロット「ええぃ!どちら様ですか!!?というか、本当に僕が誰だかわかって近寄って来たんですか??」

この酔っ払いようだと、僕を友人か何かと勘違いしていてもおかしくはない
当然僕は知らない



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