【安価】探偵剣士「一目惚れをしたら冒険が始まった」
1- 20
274: ◆YwfwH67PRHMh[saga]
2017/07/18(火) 01:01:53.00 ID:mfJ5f+H3o
〜???の町の宿のテラス〜

この町に到着したその夜、宿のテラスでイヴはただずんでいた
今の彼女はあの立派なドレスではなくフランさんに分けてもらった服を纏い、相変わらず僕の帽子を被っている
流石にあのドレスをこの先も着続けているのは一緒に行動する身としては恐れ多い

(フラン「申し訳ありません、あまりふわふわした服は得意ではなくてこのくらいしかないのです」)

と渡してきたスーツは、言っちゃ悪いが本当に地味な色だったが、イヴは文句も言わずに着こなしている。
――そう、着こなしているのだ。もともとすらっとしたスタイルなおかげなのか、帽子からはみ出た髪が夜風にたなびかせられている様はなんと褒めるべきなのかすら分からない。

ロット(ああ、こんな助手が欲しい…)

スーツに鹿内帽、まさに探偵姿だ。そうでなくとも凄腕の仕事人に見える。



ロット(――いけないいけない、このまま凝視していたのがばれたら、どう思われるか)

耐えきれず話しかけることにした

ロット「何を眺めているんだい?」

イヴ「いえ、夜風が気持ちよくて――やっと、静かだなって少しぼうっとしていたのですわ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
495Res/321.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice