【安価】探偵剣士「一目惚れをしたら冒険が始まった」
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114: ◆YwfwH67PRHMh[saga]
2017/04/21(金) 08:20:13.42 ID:C+m7H5tM0
ロット「ーー行ったみたいだね」

少女「ーーはぁ…」

少女はどさりとヘタリ込む

ロット「ははは。ふぅ…疲れたねーーケガはないかい?」

僕も同じようにどさりと腰を下ろしながら聞く

少女「はい、無事ですわ!ありがとうございます」

笑顔で元気なハキハキとした声が帰ってくる

ロット「そ、そうかい、そりゃ重畳だよ。ははは…」

だめだ、顔を見ると妙にこっ恥ずかしいような感情に襲われる

ロット(落ち着けロットン、冷静に冷静に……)

キリュウ「おい、なんで逃しちゃったんだヨ?」

ロット「うわっ!!ーーキリュウか、言っただろう?状況が特殊なのさ」

階段の上からぴょんと降りてきたキリュウだった
僕は目の前のにいる少女にクイッと視線を送り、キリュウに伝える
当の少女は目を丸くして見ている

キリュウ「あー、本当に囚われてたのかヨ」

ロット「ああ、例の噂が正しかったとすれば他にもいるはずだけどーーどうだい?他にもキミと同じように囚われていたりする人は…?」

少女「いえ、私(わたくし)だけのはずですわ…逃げ出してきた時探してはみましたが、特に他にも連れ去ってきた様子でもありませんでしたの」

ロット「そ、そうか…うん」

キリュウ「……」




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