ウォルター「鎮守府の執事をやれ?」【安価あり】
↓ 1- 覧 板 20
297: ◆4Ow9KuSD9Y[saga]
2018/06/12(火) 18:49:09.90 ID:jw7HyV55O
提督「そして上手く人間側に乗り込んで提督という地位を確立したんだ」
提督「そしたら、とある電文が届いたんだ」
ウォルター「それはクソ猫から聞いています。始末せよという内容だったんですよね」
提督「ははは、あの化物は把握済みだったんだぁ・・・」ハハハ
活気の無い笑い声を上げる。
いつもの凜とした態度ではなく、年相応の女の子であった。
これが艦隊を嵌めようとしていた張本人とは思えなかった。
提督「けどね、あの鎮守府の皆とは長い仲だったんだ。だからね、その命令に背いちゃったんだ」
ウォルター「第二艦隊合流の件ですか」
提督「その通り、本来ならば誘導して深海側の圧倒的な力で押しつぶす予定だったんだけど、私の私情で崩れちゃった」
ポタポタと砂浜が濡れる。
彼女の頬には涙が零れ落ちていた。
提督「私はもうじき消去される。命令に背いたから、ならば・・・」
「ウォルター君の手で殺してくれ」
305Res/178.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20