157:名無しNIPPER[sage]
2017/04/22(土) 04:31:43.48 ID:UFU+0qv/O
のぞみんかーわーいーいー
158:名無しNIPPER[sage]
2017/04/22(土) 04:57:10.08 ID:l/tEEHosO
乙女のんたんも良い
159:名無しNIPPER[saga]
2017/04/22(土) 23:21:08.66 ID:ZDottIZQ0
『傘』
160:名無しNIPPER[sage]
2017/04/22(土) 23:22:00.06 ID:ZDottIZQ0
一度浸水した革靴は乾きにくい。
靴底に手を触れて確かめる。濡れてるわ。
替えはないのでそのまま足を入れる。
161:名無しNIPPER[sage]
2017/04/22(土) 23:22:35.86 ID:ZDottIZQ0
そのまま彼女の家に泊まり込もうと思っているが、まだ伝えていない。
「希。傘持つわよ。」
「ありがと。」
162:名無しNIPPER[sage]
2017/04/22(土) 23:23:12.07 ID:ZDottIZQ0
彼女が靴を履き替えるのを少し待ってから二人で歩き出す。
傘は私が持ったまま、それをさして希を招き入れる。
少女がはにかみながら入ってくる。
163:名無しNIPPER[sage]
2017/04/22(土) 23:23:39.21 ID:ZDottIZQ0
彼女が靴を履き替えるのを少し待ってから二人で歩き出す。
傘は私が持ったまま、それをさして希を招き入れる。
少女がはにかみながら入ってくる。
164:名無しNIPPER[sage]
2017/04/22(土) 23:24:17.17 ID:ZDottIZQ0
彼女の傘なのに持ち主が濡れてしまっては申し訳ない。
自分の左半身が濡れる。
しかし、これは彼女の家でシャワーを借りる口実なのだ。
165:名無しNIPPER[sage]
2017/04/22(土) 23:24:45.59 ID:ZDottIZQ0
彼女は少し困った顔。
いいのよ、好きにさせてくれれば。
二人で雨の中を歩く。たまにある水溜りを避けて進む。
166:名無しNIPPER[sage]
2017/04/22(土) 23:26:32.10 ID:ZDottIZQ0
ふと手に温かいぬくもり。
見れば、傘を持つ手に重なる希の手。
振り払うわけにもいかず、じんわりとした温もりを感じる。
167:名無しNIPPER[sage]
2017/04/22(土) 23:27:30.98 ID:ZDottIZQ0
悪いけど、一度やり始めたら最後までやり抜く主義なのよ。
それにどうやら体もあったかくなってきたみたい。
あなたの家に着くまでこのままでいいわ。
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