8:名無しNIPPER[sage]
2017/04/11(火) 23:05:20.68 ID:tfQ5cg2u0
大井「.....私がこの砂浜でシーグラスを探し始めてから大体2ヶ月くらいたちますけど、水色や緑色がほとんどですよ。多分元を辿れば昔のサイダー瓶なんでしょうけどね」
ああ、だからあんなに薄いのか。私はそう思った。大井さんが見せてくれた物はどれもこれも割れてしまいそうなほど薄い物ばかりだったから、少し気になっていた。
提督「青とか赤とかないのかな」
大井「不確かな割合とか私信用してないんでわかりませんけど、その青とか赤とか見つかる確率は1%も満たないそうですよ。でもそんな事知るよりも、こうやって目の前にある物で一喜一憂したほうがよっぽど堅実的、だと思いますね」
ほらまたあった。
提督「.....なんだか大井さんばっかり見つかってない?」
大井「それはそうですよ。提督が探してる直線はあんまり無さそうですからね」
そう言うと私を小馬鹿にするようににやけた。
提督「もーなんでさ!大井さん!」
大井「提督ならすぐに答えが導き出せますよ」
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