176:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/24(日) 18:19:31.38 ID:9Yx7nbA30
だから大井さんの読み取ることができない無表情が恐ろしい。
ここまでやってくるのに様々なことがあり、それが拍車をかけているせいでもある。
もちろん大井さんが知らないこともある。でもその積み重なりの結果が、この大井さんの表情を作り上げたとなると考えると。情報が交錯しすぎているんだ。
唯一、この大井さんは初めてではないことだけは知っている。
提督「私は、」
紡げ、言葉を繋げて思いを伝えろ。ヘタレと言われるのはごめんだ。意気地なし、甲斐性なしとよばれるのはもうここまでにする。
提督「大井さんのことが、好きです」
大井「イヤです」
提督「大井さん....。、、、え?大井さん?」
脱力感が私を襲う。全身の張り詰めた筋肉が過剰に送り込まれた血液を抑制したのだけど、私は興奮していてよく聞き取れなかった大井さんの返事を信じられず、もう一度告白を言い直す。私は大井さんのことが好きですと。
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