374: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/10(土) 13:07:47.04 ID:kxRu56uZO
不安や恐怖に駆られた人間は、自分の事しか考えられないのかもしれません。
もしくは……私がクズなだけなのでしょう。
この時私は精一杯の笑顔で、痛々しいお願いを囁いたのでした。
「……ばーか。そんな日が来てたまるかよ、俺が絶対沈ませねえからな。
そうだな…もしそんな事があったら……。」
子供みたいにはにかんで、私を小突いてみたりして。
そんな優しい笑みで彼は…
「その時は、俺も死ぬ。」
一縷の迷いもなく、そう言い切ったのです。
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