348: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/01/26(金) 06:51:23.89 ID:BIem1TAHO
こうしてその砲撃と共に、艤装は沈黙したのです。
海面に浮かぶ血は真っ赤で。
それは怪物にされても尚、最期まで人であろうとした、彼の魂の色でした。
349: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/01/26(金) 06:52:55.63 ID:BIem1TAHO
「叔父さん……。」
350: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/01/26(金) 06:54:18.47 ID:BIem1TAHO
あはは、そっかぁ。
答えなんて、最初から分かりきってるじゃん…誰でも分かる、普通の事だよ。
だから『私』は、ここにいるんだ。
351: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/01/26(金) 06:55:24.55 ID:BIem1TAHO
「……………うああああああああああああああああああっ!!!!!!!!」
352: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/01/26(金) 06:56:17.30 ID:BIem1TAHO
今回はここまで。
353:名無しNIPPER[sage]
2018/01/27(土) 10:33:41.20 ID:T3Vj94k5O
おつおつ
ここでタイトル回収か
354:名無しNIPPER[sage]
2018/01/29(月) 15:13:06.05 ID:ZrVuWb0l0
喋れない奴は深海棲艦だ!!
喋れる奴はよく訓練された深海棲艦だ!!
ホント戦場は地獄だぜ!
355: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/03(土) 03:35:25.51 ID:rBI88CKnO
「ごめん…別れよう。これ以上は一緒にいられない。」
大好きな人だった。
だから隠し事は、したくなかった。
356: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/03(土) 03:38:01.91 ID:rBI88CKnO
気付いたら秋も終わって、冬になってた。
出所してから暮らし始めたのは、パパの地元の雪国でさ。
横須賀生まれで、その後も県内や京都にいた私にとっては別世界だった。
357: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/03(土) 03:38:43.66 ID:rBI88CKnO
「……!!…マユ……。」
「………。」
358: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/03(土) 03:40:10.97 ID:rBI88CKnO
叫び声、あんまり聞こえなかったなぁ。
でも最後に名前を呼んでもらえたの、嬉しかった。
だって…私が彼の最初で最後の女で、最後に名前呼んだのも私で。
557Res/457.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20