239: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/11/09(木) 18:21:06.19 ID:OW6pln5X0
『事件大丈夫だった?』
『特に何もなかったよ。騒ぎにはなってたけどね。
でも怖いね、ご飯食べ行ったとこでおばさん達が噂してたんだけど、こっちの県の人が見付けちゃったみたい。
腰抜かしちゃって大変だったみたいよ。』
『ありゃ、それは災難な…でも気を付けてね、まだ捕まってないんだし。』
『うん、そうする。』
ガサは無事そうだね…後は彼からの連絡が来れば。
あ、来た!
『参ったよ、がっつり検問引っかかった。県外だし仕方ないけど。』
『大丈夫だったの!?』
『身分証見せたら解放してもらえたよ。念の為って事で、車の中は見られたけどね。』
『気を付けてね、今回は拳銃無いんだっけ?』
『プライベートだから銃器の携帯は禁止。一応休暇でも、警棒の所持は義務になってるけど。
でもお陰で滝に行きそびれちゃったな、名所だったんだけど。』
『じゃあその内、ふたりでリベンジしよ!』
『それもそうだな、今度は君と行こうか。』
『言ったね?約束だよ!』
よし、言質取った。
ふふ、早く帰ってこないかなー…そうだ、楽しい事を考えなきゃ。
そんな事を考えて……でもつくづく、ジャーナリスト志望の癖に自分はバカなのだと、数分後には知るのでした。
「失礼するぜ。青葉、いるかー?」
「少尉さん?どうかしましたか?」
「電話が入ってんだよ…君の地元の刑事さんからなんだけどな。」
557Res/457.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20