390:名無しNIPPER[saga]
2017/08/12(土) 23:11:17.66 ID:HYfkMx6zO
ブキヤ「君たちには事情があるみたいだな。協力が必要だったのはお互い様のようだ」
勇者「それは……まあ」
ブキヤ「だがここはショニーズのイベントだということもわかっているはず」
魔法使い「はい……」
ブキヤ「我々の野球のモットーはお客様を楽しませること。勝敗に大した意味はない」
魔法使い「え?でもウェポンズは毎回勝っているんじゃ?」
ブキヤ「若は自分が活躍できればいいと思っている。それを全員が補助する形になり、結果的にチームの勝利に繋がっているだけだ」
僧侶「たしかに完封などと商人が言い出したら勝ちは決まりも同然だ」
ブキヤ「今日も本来ならショニーズが試合を行い、いつも通りの盛り上がりを見せているはずだった」
武闘家「……」
ブキヤ「それがなぜかほとんどの選手が食中毒に倒れ、君たちがたまたま居合わせたおかげで試合ができている」
武闘家「……」
ブキヤ「言及するつもりはない。事実は君たちがいなければイベントが中止になるということだけ」
武闘家「何が言いたい?」
ブキヤ「どちらにとっても後腐れは残したくない。だから」
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