【ポケモン】主人公「安価で初期設定を決める」
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20: ◆1dX/SFXJz6[saga]
2017/05/26(金) 22:02:46.89 ID:Fg7/bSqh0

「私が頼んだのだよ。バチュルを連れてきて欲しい、とね」

「ナマカマド博士が?」

「うむ。私がポケモン研究の中でも進化について重点を置いているというのは知っているだろうが」

「(知らないんですけど・・・・・)」

「その中でもバチュルは興味深いポケモンの一体なのだよ。今でこそ最小ポケモンのバチュルだが、進化すればある程度普通のポケモンと同じサイズにまでなる。進化の研究として十二分に対象となる」

「へ、へー……」

「本当はバチュルだけを転送してもらってもよかったんだけれどね。私がただカトレアを招待したかった、というのもあるの」

黒コートの女性が言いながら、カトレアの肩を抱き寄せる。カトレアも満更ではない表情だ。

「あの……そういえば、あなたは……?」

黒コートの名前を聞いてなかった事を思い出したヤヨイは、何気なくそう言った。しかし周囲の反応、特にカトレアは信じれられないといった表情でヤヨイに詰め寄る。

「あなた、彼女を知らないんですの?ポケモントレーナーを目指すと言うなら、せめてそれぐらいのことは――」

「いいのよカトレア。それに彼女がトレーナーを続けて入れば、その内知ることになるわ」

「(何か私置いてけぼりにされてるような……)」




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