8: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/04/03(月) 00:39:17.05 ID:dSODSHii0
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――あの日の記憶が蘇る
チカ『あは♪ 遅かったじゃん、よーちゃん』ニコニコ
チカ『バーカ! 今のは避けるか、弾かなきゃダメでしょ!!』
――やめて
チカ『――…ねえ、スーツの弱点って知ってる?』
―バキッ!!
鞠莉『ぐ、ああああぁぁぁあああ!!!!!?』
チカ『あはははははは!! これでもう半身不随で一生車いす生活だ! 残念だったねぇ!』
――やめてよ
チカ『ほら、もうすぐ死ぬけど言い残す事は無いの?』
鞠莉『死ぬ? 私が……? い……嫌だ…嫌だ嫌だ嫌だあああ――!!!!』
チカ『くふっ…くはははははは!! いいよ、凄くいい悲鳴だよぉ! いくら100点を取った実力者でも死ぬのは怖いもんねぇ?』ニタァ
――やめてってば
曜『ハァ…ハァ……どうして…私が……ヒック 千歌ちゃんを殴らなきゃ……』ポロポロ
チカ『ヒュー……ヒュー………』
――もう、嫌だ
曜『ハァ…ハァ……』
チカ『一応、遺言を聞いておこうかな? 千歌に言いたい事とかあるでしょー?』
チカ『はは♪ 聞くわけねぇだろバーカ!!!』
――っ!!? この先はやめて!
千歌『ぐううぅううぅ……ハァ、ハァ…よ……曜…ちゃん』
――やめて…
千歌『私の事は…私が一番よく分かってる。このままもう一度乗っ取られるくらいなら…』
――もう見たくない
千歌『もうこれしか無いんだよ…みんなを殺したこのチカを道ずれにして死ぬしか!!』
――やめろ…
千歌『ごめんね曜ちゃん――』
――やめろおおぉぉぉおおおお!!!!
千歌『――バイバイ』ニコッ
―バンッ!!!!
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