士郎「……俺は、偽物なんだ」
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95: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/07/15(土) 01:02:17.10 ID:kNMeLFuR0
「はぁ?何言ってんだよ衛宮。せっかく遠坂を叩きのめすチャンスなのに」

「慎二、よく考えてみろ。もし『セイバー』じゃないと倒せないサーヴァントが敵にいたら、『セイバー』が消えた瞬間に俺たちの負けが確定する。遠坂もろとも共倒れだ」

「『セイバー』……ジャンヌダルクがいないと倒せないサーヴァント?そんなのいるのか?」
「勿論、いる保証はない。ただ、いない証拠もどこにもないだろ?俺たちが動き出すにしても、持っている情報が少なすぎるんだ」

今、自分たちが分かっているサーヴァントは4騎。
自分の『キャスター』。慎二の『ランサー』ーークーフーリン。遠坂凛の『セイバー』ーージャンヌ・ダルク。そして、マスター不明の(多分)『アサシン』。
残りのサーヴァント……アーチャー、バーサーカー、ライダーについては全く分かっていないのだ。


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