士郎「……俺は、偽物なんだ」
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191: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/11/29(水) 23:21:02.93 ID:hpDiDMAI0
「……やっぱり、私ではダメでしょうか。まだ信頼が……」
「あぁあぁ、違う違う!『キャスター』が信用出来ないとか、そういうことじゃないから!」

「ただ単に……まだ、打ち明ける勇気がないってだけだから」

自分の心の中について話すとなると、自分の秘密について全て話さないといけなくなってしまう。自分にはまだ、全てをさらけ出す勇気がない。ただそれだけなのだ。

「でも、いつか必ず、全部話すから。だから……それまで待っててくれるか?」
「……はい♪分かりました、ご主人様」
「……ありがとう」

その時突然、まるで狙いすましたようなタイミングで、何処かからか魔力のパルスが響いた。


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