士郎「……俺は、偽物なんだ」
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180: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/11/11(土) 01:43:13.52 ID:etLuyLiK0
『よお、衛宮。ちょうどよかった。教室の掃除当番代わってくれよ』
『あぁ、いいよ』
『流石衛宮だ、やってくれると思ってたぜ』

『いつもすまないな。備品の修理を頼んで』
『気にすんな。このくらいなんて事ないって』
『ありがとう。この恩はいつか返す』
『だから別にいいって。俺が好きでやってることなんだからーー』

いつのまにか場面は代わって、舞台は学校になっていた。
マスターがクラスメイトたちに何かを頼まれ、それを文句の一つも言わずに笑顔で引き受ける姿はもはや見慣れたものだった。
ただ、ここは彼の夢の中だ。ゆえに『キャスター』は聞いてしまった。……彼の心の声を。

「何で自分がやらないといけないんだ」
「出来ることなら降りたい。こんなことやりたくなんてない」
「でも、やめてはいけない。やめられない」
「これは自分で選んだ道なんだから。一度始めてしまったからには、完遂しないといけない」



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