園田海未「私、園田海未は、高坂穂乃果と南ことりを愛しています」
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65: ◆N2ciT2iELQ[sage]
2017/03/30(木) 18:59:18.63 ID:y4VgxIfx0
海未はスカートの上からにこに股に手を当てさせる。むに、と柔らかいものがにこの手のひらに触れる。

にこ「…嘘でしょ?」

にこ(何か股に挟んでる? いや、海未がこんなシモのいたずらをするはずがない。こんな状況だからなおさら)

海未「半陰陽というものです。俗に言うふたなりですね」

海未「医師の診断書が家にあるので、帰ったらメールで画像を送ります」

にこ(…嘘じゃなさそうね)

にこ「…もういいわよ。信じたから」

にこ「それで、二人はどうするつもりなの」

海未「私も当事者なので、三人ですね」

海未「二人とも産むつもりです。産まれた子は園田家に迎え入れたいと思っています」

海未「私たちの母親は賛成してくれているので、次の日曜日に父や他の親族を説得する予定でした」

にこ「その前にすっぱ抜かれたってわけね…最悪の展開ね」

海未「はい。もうそれぞれの家には伝わってると考えて間違いないでしょう」

にこ(予想通り、私だけでなんとかできる状況じゃないわね)

にこ「海未。私を信じてくれたように、他のμ'sのメンバーも信じてくれる?」

海未(こうなってはもう隠すより、皆の協力を仰いだ方がいいですね)

海未「…はい」

海未(μ'sのみんな、ご迷惑おかけします。私たちに力を貸してください)



にこが他のメンバーに連絡を取ると、彼らはすぐにアイドル研究部に集まってきた。絵里と希はすでに入校許可を得て、図書館で待機していた。

海未(聞いたところ、にこがまず一人で私に話をすると皆に伝え、連絡があり次第すぐに皆も集まるとあらかじめ決めていたそうです)

凛「絵里ちゃんと希ちゃん、すっごく目立ってたにゃ。やっぱり学外で集まったほうが良かったんじゃ?」

絵里「この状況だと、どこで話しても同じよ。それに外だと、他人に話を盗み聞きされる可能性がある」

希「周りの人達がウチたちの意思を酌んでくれる学校の方が都合がいいんよ」

希「エリチが後輩に頼んで、このあたりの人払いをしてもらってるし」

花陽「穂乃果ちゃんとことりちゃんの話をしてるのは、みんなもう知ってるだろうしね…」

真姫「医学的にあり得ないわ、こんなの…海未の身体はどうみても女性そのものなのに、男性の生殖器が機能してるだなんて。海未、月のものは来てるの?」

海未「…はい、毎月」

真姫「子宮と精巣が同時に機能してるだなんて!」

凛「ま、真姫ちゃん声が大きいよ」

希「学術的な興味はわかるけどな、今は別に考えることがあるやろ、真姫ちゃん?」

真姫「…そうね。ちょっと興奮しすぎたわ。ごめんなさい」

絵里「じゃあ海未、始めて」

海未「はい」



海未(私はこれまでの経緯を全て話しました)

絵里「…ハラショー」

希「ちょっとスピリチュアルすぎるね」

花陽「私たちの知らない間に、いろいろあったんですね…」

にこ「…こじれにこじれた末にこうなった、って感じね」

海未「様々な人に迷惑をかけてしまいましたが…後悔はしていません」

海未「あなた方も、巻き込んで本当に申し訳ありません。ですが、私に力を貸していただけないでしょうか」

凛「凛たちにできることならなんでもするよ! μ'sの仲間だもん!」


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