192: ◆rEvr4ZSeHI[saga]
2017/04/23(日) 21:48:47.92 ID:LF3LDUZH0
経営者「……まあ、被害は出なかったから、特に気にはしないんだけどねぇ」
経営者「それよりも…アンタは自分の町がどれくらい評価されるかとか考えないのかい?」
運営者「そりゃあもちろん、考えていますよ!」
運営者「並行思考なんて天才であること僕にしてみれば、大して難しい事ではありませんからね!」
運営者「どうせ僕が初出場初優勝を飾るに決まってますけど!」
経営者「…そうかい」
経営者「ま、アタシは誰が優勝しても笑って褒め称える…とだけ言っておくよ」
運営者「善人自慢されなくたって僕もそうしますよ!まあどの道僕がゆ」
偉い人「皆の者よ!これより表彰式を始める!!!」
運営者「………」
偉い人「今大会は二ヶ月の間、これまでマネージメントにおける優秀な功績を納めた者達に町を発展させてもらった」
偉い人「そして週ごとに町の状況を把握し、我々貴族皇族、そして王族によって公平に評価していった」
偉い人「数十人に上る参加者だが…その中でも優勝という名誉を得るのはただ一人!」
偉い人「優勝すれば一生を不自由なく暮らせる財が手元に行くであろう」
偉い人「例え優勝までいかなくとも…優勝者に次ぐ町を作って見せた者にも財と名誉を与えよう!」
偉い人「…では、準優勝を果たした者を発表しよう」
経営者(……さあ、誰になる?)
偉い人「見事、準優勝を果たしたのは……『遥かなる地底の交易都市』、運営者!!」
オオッ…! パチパチパチパチ…
偉い人「…運営者よ、前に」
運営者「は、はいっ!!」
経営者(…へえ、言うだけの実力はちゃんとあったんだねぇ)
経営者(…まったく、自慢してる時とは比べ物にならないほど嬉しそうな顔してるねぇ)
偉い人「貴殿の働きによって、地底にて新たなる交易都市が誕生した!」
偉い人「その働きを讃え…__」
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