永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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90:名無しNIPPER[saga]
2017/03/30(木) 00:20:06.75 ID:GS5/l6xSo

永琳「人と妖の境界を曖昧にした世界の創造……そんな神の如き芸当ができるのは、この八雲紫以外にありえないのです」

永琳「少なくとも、創立に深く関わっているのは間違いないでしょう」

薬売り「なるほど……確かに、形は合致する」

薬売り「しかしまだ”真”が見えない。仮に、モノノ怪の正体がその八雲紫だったとして……」

薬売り「何故、姫君を狙う? よもや今更、不法入居などと訴えるつもりでもあるまいし」

うどんげ「薬売り……声」トントン

薬売り「っと失敬。少し口が過ぎたようで」

永琳「……」

薬売り「申し訳ありませんね。あっしはどうやら、含みを持たせる言い方が癖になってしまっているようで」

薬売り「他意はありませんので、あしからず……」

うどんげ「……」



薬売り「しかし――――腑に落ちぬのもまた事実。逃亡の果てに行き着いた身であるはずのあなたが、何故にそこまで”スキマ”の詳細を得るに至ったのか」



ポン



薬売り「貴方はその八雲紫を”彼女”と呼んだ。性差の曖昧な八百万の神に等しき存在を、どうして彼女と断言できましょう」

薬売り「それも――――”近しい者の呼び方”まで知る、程に」

うどんげ「全然……反省してないじゃない……」ハァ



ポポン




薬売り「お聞かせ……願いますかな」

薬売り「因果の隙間は、姫君とあなた、一体どちらに繋がっているのか……」




ポポポン




永琳「……」




(――――両方、です)




チーン




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