永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/03/30(木) 00:13:18.47 ID:GS5/l6xSo
薬売り「何故、ご存じなので」
永琳「先刻、あの奥御殿での貴方とうどんげの会話……”無数の目玉”と言う言葉で気が付きました」
うどんげ「聞こえてた……のね」
永琳「この者は――――人呼んで”スキマ妖怪”」
永琳「して近しい者は、敬意を込めて彼女を【八雲紫】と呼ぶのです」
薬売り「スキマ妖怪……八雲紫……?」
【紫】
永琳「彼女がスキマを開く時、そこには無数の眼が現れると言います……まさに、この絵のように」
薬売り「瞼……みたいですな」
永琳「スキマ妖怪とは、その名の通り、この世の全てのスキマを司る妖怪」
永琳「そしてスキマとは、言い換えれば万物の境界線そのもの」
永琳「物と物。事象と事象。さらにはその対象は、夢や幻と言った精神的境にまで及ぶと言われております」
薬売り「夢と現実の境界・夢現(ゆめうつつ)……」
【境】
永琳「して、その全てを司るこの妖怪であれば……そう」
永琳「この幻想郷は――――”彼女が創造りし世界”だったのです」
薬売り(人と……妖の……境……)
【八雲紫――――之・真】
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