永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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743:名無しNIPPER[saga]
2021/05/25(火) 23:47:23.92 ID:oCo/IpdS0


 故に当時の町人共はこぞって朝早くに目覚め、万が一自宅の前に鹿の死骸があれば、見つからぬ内に隠してしまう。
 そうして三文の罰金から逃れた……そこからの「三文の徳」と言うわけだ。

 しかしここで疑問がある。これは皆も、薄々感づいている謎じゃないか?
 『神の使いを死なせた割には、三文は安すぎる』


【あぁ】


 御答えしよう――――
 そもそもこの諺には諸説があり、大元の起源は仏教の教義が齎した言葉ではないか? という説である。


【ほぉ】


 「三文の徳」の三文とは、金銭の事ではなく”三門”の事を指しているのではないか? と言う事だ。
 三門とは仏教における「三解脱門」の略字。
 貪・瞋・痴。この三煩を打ち破り、煩悩世界からの解脱に至るまでの、三つの門である。

 そして、その三門を潜る為に必要な徳こそが――――”光”。
 釈迦や菩薩の持つ後光に準え、朝一番の光……つまり「早起き」へと変化していったのではないか。
 と、そう唱える者もいる。


【へぇ】


 まぁ、修験者の身共からすれば、こちらの説の方がしっくりくる部分もあるが……大衆向けとは言い難いのもまた事実。
 よって、諸君らのような一般庶民にこの教えを理解させるには、”たった二つ”しか方法はないと断言できようて。


【えぇ】


 そう身構える事はない……実に簡単な話だ。
 先の諺のように、誰しもにわかりやすいよう改変を加えるか――――




 もしくは、実際に見せるか。


https://i.imgur.com/tArW2ey.jpg




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