永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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440:名無しNIPPER[saga]
2017/12/01(金) 02:54:16.36 ID:EID7KJ+P0


てゐ「今更……ごめん忘れちゃったなんて、言えなかった」

てゐ「かと言って……最初からやり直しなんてできなかった」

てゐ「何故なら、向こう側はもう目前――――あたしが目指した世界は、すぐ目の前にまで迫っていた」


 その後妖兎を襲った悲劇は、もはや言われずとも想像に難くない。
 苦し紛れに強がり、嘲り、うそぶき、そして和邇の報復を受けた。
 全てがかの話と繋がっておる……もはや確かめる術もない、「太古の史実」である。


薬売り「ではその傷は……その時の……」

てゐ「キッカケは……ほんの些細な自己保身だった」

てゐ「しでかした失態を何とかごまかそうと思って……”わざとそうした事にした”」



(――――や〜いや〜い、アホが雁首揃えて騙されやがった!)



てゐ「心の中で謝りつつも……陸地にさえつけば、”後はこっちのもん”だとも思ってた」



(――――う…………あああああああああ!!)



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