永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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226:名無しNIPPER[saga]
2017/05/07(日) 01:12:36.97 ID:qbKvk9zbo


レイセン「あの時は楽しかったわぁ……今思い出しても、ゾクゾクきちゃう」

レイセン「”ざまぁみさらせ”とはまさにあの事ね。もし過去に戻れるなら、もう一度あの時に戻ってやり直したいくらいよ」

薬売り「輝夜姫が地上へ落とされたのは……”貴方の仕業だった”」


 なんとまぁ……浮世に名高きかぐや姫。もとい竹取物語。
 かの物語の起点を生み出したのは、他でもないこの兎の仕業であったとは……
 確かに、よくよく考えれば、あの冒頭はいささか不自然であったよの。
 「月からやってきた姫」はまぁわかる。
 しかしその姫が何故に竹の中なんぞに。しかもまるで”閉じ込められるように”収まっていたか……
 これなら、全てに納得がいく。


レイセン「そーよ。だってあのクソ姫、永琳と共謀して、飲んじゃいけない蓬莱の薬を密造してやがったのよ」

レイセン「壁に耳あり障子に目ありってね……悪い事はできないわよねぇ」

レイセン「あいつらがコソコソとやってた内緒話、一言一句逃さず……ぜ〜んぶバラしてやったのさっ」

レイセン「ねー、鈴仙」


うどんげ「…………」


 閉じ込められて当然だな。それは――――「罰」だったのだ。
 固く禁じられておる不死の薬。おそらく、我らで言う阿片に近い物だったのだろう。
 それをあろうことか自らの手で作り、生み出し、そして……


レイセン「……あーあ、また現実逃避モードに入っちゃった」

レイセン「どうせなら布団の中とかにしなさいよ。それじゃまるで、冬眠中の芋虫みたいじゃない」



【密】



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