永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/04/01(土) 16:34:10.59 ID:WqlHno/No
うどんげ「この波長……いるわ……近くに……」
うどんげ「じっとして……いい? 息を潜めてて……あたしが合図するまで、絶対に動かないで……」
何やら曰くの香りがプンプンと漂う、まっこと奇怪な者と思わぬか?
だが、それがよいのだ!
あのいけすかぬ薬売りのすかした顔を、猥雑で卑しい恐怖の表情に歪めてやるには……ぷふっ
まさに、これほどにない大・逸・材! なのであ〜る!
薬売り「……ん?」
うどんげ「近いわ……もう間もなくよ……」
しかしそこは薬売りも流石と言った所か。
これから降りかからんとする火の粉を察知したか、闇夜に紛れて密やかに身構え申した。
札を構え、天秤を傍らに、そしてあの退魔の剣を、再びその手に持ち……
残念ながら、そう簡単に折れてはくれぬ様子であるな。
薬売り(いや……)
だがしかぁし!
薬売りがふと手元に目を流せば、退魔の剣がカタカタと激しくと震えておるではないか。
その震えを見た――――途端!
薬売りは、ななな、なんとぉッ!
薬売り(そこに…………”居る”のは…………!)
玉兎の諫めもなんのその!
あれほど強く忠告されたにも拘らず、その全てを無下へと返し……”脱ッ!”
自ら業火の元へと、颯爽と飛び出して行ったのだ!
【鈴】
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