274: ◆Wv.nqe0Jy.[saga]
2017/04/07(金) 11:51:16.88 ID:zwNQlmJl0
彼らの正体は、自分はヒトだと思いこんだ我々妖精が追い出した魔法の力が可視化されたものです。普通自在に使役するなんてことはできないのですが、ある程度事情を知っているわたしは例外。おかげで魔法遣い扱いをされたりしていますが。
「……痕跡は見られるんですけど」
柵一本で激変する植生や気候。そして何よりフレンズという存在。妖精さん抜きで説明する術を、わたしは持ちません。
「まあ、考えてるにしても材料が少ないですね」
こればかりはお菓子のようにはいかないものです。
その時、アルパカさんがぽつりと言いました。
「どっちかっていうとぉ、サンドスターみたいだねぇ」
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