119: ◆Wv.nqe0Jy.[saga]
2017/03/17(金) 12:32:39.76 ID:/oYud+ya0
わたしは金平糖の瓶をふたを開けて地面に置きました。
「妖精さーん」
しかし、彼らは現れません。
「……ここの妖精さんは、シャイな方たちなんでしょうか」
初心に戻って物陰に隠れこっそり瓶の様子を見守ります。しかし、妖精さんは一人として姿を見せませんでした。
「……妖精さんが、いない?」
そんなはずはありません。彼らなしでは『フレンズ』という存在の説明がつかないからです。
しかし待てど暮らせど、妖精さんは現れなかったのでした。
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