92:ヒヤコ ◆XksB4AwhxU
2017/03/23(木) 22:23:16.80 ID:TdN3Svrc0
江ノ島は後半でちょっと重要な感じなので、小出しにするよー。
次からはまた日向に戻るよ。本編に関わってくるキャラはザッピングしてくかな。
ならかようちえんのパロも、レスが許す限りやってみたい。
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神蝕まであと1分。
葉隠 「むむむ……」キュピーン
"予(よ)"
葉隠 「見えた!!今日の蝕はかなり変わったのが来るべ!!」
十神 「ほう、貴様が言うなら間違いあるまい。なにせ的中率十割だ」
オレの隣で、的中率のテストに使っていたトランプを片づけている十神が満足そうにしていた。
葉隠の文字は未来予知ができるらしい。「もっと早くこの文字があったらダブんなかったべ」とか
くだんねー事を抜かしてる。競馬とか株とかやった方が借金返せていいんじゃねーの。
十神 「……で、どんな映像が見えた」
葉隠 「まず、森だな。学園の中にゃねー森が見えた。あと、白い扉があったべ。最後に、空を龍が飛んでるのが
見えたな。あ、オレと十神っち、あと予備学科っぽい男子が一緒にいたべ」
十神 「ふん……今日の蝕は一筋縄ではいかなそうだな」
霧切 「神蝕についてのデータが増えるのはありがたいわ。覚悟して行きましょう」
不二咲 「やるしかないんだ……頑張らなくちゃ……だって僕は男の子なんだから……」ガチガチ
大和田 「今度こそ……今度こそ、ちゃんと[ピーーー]……ちゃんと……」ブツブツ
山田 「それでも多恵子殿なら……多恵子殿ならきっとなんとかしてくれる……」ブルブル
安広 「……できうる限りの力で、守ってさしあげますわよ。あなたがいなければ、
誰がわたくしのティータイムをしつらえてくれますの?」
山田 「た、多恵子殿ぉぉ!!それはツンデレという奴ですか!?」
安広 「そっちで呼ぶなつってんだろーが腐れラードがぁぁ!!よそよそしく安広って呼べってんだよ!!」
桑田 (こいつら、マジで生き残る気あんのか?)
時計の針が『カチッ』と12の所を指した瞬間、視界が真っ白になった。
【桑田怜恩:Chapter2『龍』】
『……い、ちゃん……お兄ちゃん……』
『起きて……怜恩お兄ちゃん……』
『もう始まってるんだよ、早く!』
桑田 「……花音?」
目が覚めると、背中に固い樹の感触があった。
桑田 「んなトコにいるわけねーか……つーかここ森だよな。東地区に森なんかあったっけ」
立ち上がって制服の土を払うと、電子生徒手帳で地図を見る。空から『カチッ』と音がした。
見上げると、五ケタの数字が入ったスロットが浮かんでる。何だ、あれ?
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