日向「神蝕……?」
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8:ヒヤコ ◆XksB4AwhxU
2017/03/07(火) 21:50:02.61 ID:IvyvkjHz0
>>5>>6の間に入れ忘れていた…しょっぱなからのミスで死にそうだ

学園長 「ほとんどの生徒は驚いていることだろうね。"なぜ自分は生きている?"と……
     答えは簡単だ。君達は"試練"のために、再び生を受けたのだ」

左右田 「試練……?また、あのコロシアイみてーなのがあんのか……?」

日向  (コロシアイなら、まだマシだったかもしれない。学園長はスーツの胸ポケットから、
     何枚かの紙を取り出して見せると、気がふれているとしか思えない言葉を放った)

学園長 「これから君達2500人の生徒には、命を賭して戦ってもらう!!」

日向  (俺たちの手の中に、ひらりと小さな紙が落ちてきた。学園長が持っているのと同じ、
     円の周りに四つの三角形が描かれている。それだけでなく、俺の右手にはいつの間にか
     小さな鉛筆が握られていた)

学園長 「その円の中に、各々が"闘う"ための漢字を書いてくれ。一文字しか書けないから、
     慎重に選ぶんだ」

霧切  「待って!……どういうことなの、あなたはもう死んだはずよ。それに、"命を賭して"って
     何?私たちに何をさせようと言うの?」

日向  (立ち上がった霧切には目もくれず、学園長は腕時計を見た)

学園長 「あまり時間がないな……」

霧切  「お願い、説明して!あなたは本当に私の」

学園長 「まだ文字を決めていない生徒は、早く書くんだ!!」

日向  (学園長の気迫に圧されて、俺たちは紙に目を落とす)

左右田 「お、おい……漢字ってなんだよ、オレらもう命の心配とかしなくていいんじゃねーのかよ!」

九頭龍 「嫌な予感がするな……」

日向  (そう言いつつ、九頭龍はもう書きだしていた。周りを見ると、たかが漢字一文字に
     駄々をこねるのもバカらしいと気づいたのか、みんな半信半疑で書いている)

日向  「書くしか、ないのか……!」

日向  (闘う……闘う……)

日向  (俺があの島でやったのは……手に入れたのは……"封じていた記憶"と、"汚い過去"……
     でも、そこから目を背けてはいけないんだ。俺は……今度こそ、誰の手も借りない。
     カムクライズルではなく、日向創として)

日向  (俺自身を、"変えて"みせる!)ガリッ


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