5:ヒヤコ ◆XksB4AwhxU
2017/03/07(火) 21:35:41.19 ID:IvyvkjHz0
狛枝 「やあ、ずいぶんと久しぶりに会ったような気がするけど……日向クンたちに
間違いないよね?」ガタッ
左右田 「げっ、唯一会いたくねえクラスメートが……」
狛枝 「あはは、いくらボクが77期の屑鉄だからって、そこまで冷たくしなくてもいいじゃないか。
一緒にあの島で過ごして、共に希望を追い求めた仲間ではあるんだからさ!」
終里 「おい……!オメーがいつオレたちの仲間になったんだ……?」ユラリ
狛枝 「あ、終里さんも目が覚めたんだ」
終里 「黙ってろ!それ以上喋ったら、そのニヤケ面を七海の分ヘコませてやんぞ!!」ゴォッ
日向 「七海…そうだ、七海は……!」キョロキョロ
日向 「……そうか、いるわけ……ないんだったな……」ストン
日向 (生徒たちの中には、ちらほらと78期生の姿もあった。数えてみたが、人数は16人……
あの"コロシアイ学園生活"で死んだはずの奴までいたということは、ここはやっぱり
ジャパウォック島と同じプログラムなんだろうか?)
キーン、コーン、カーン、コーン……
??? 『みなさん、おはようございます』
??? 『これより…第××回、希望ヶ峰学園入学式を執り行います』
日向 (××の所は、ノイズが混ざって聞こえなかった。そして、次の瞬間――
ありえない人物が、壇上に姿を現した。
『体育館で目覚めた者たちも、教室、あるいは
武道場、水練場、寄宿舎……この学園で目覚めた希望ヶ峰の全生徒諸君。
はじめまして……いや、"お久しぶり"かな?』
『私の名前は霧切仁。希望ヶ峰の……君達の、学園長だ』
霧切 「……おとう、さん?」フラッ
日向 「――!!」
日向 (誰もが、驚き……言葉を失っていた。死んだはずの希望ヶ峰学園長が、そこにいる。
かたわらにモノクマのヌイグルミを抱えて。きっちりとスーツを着こんで。
生前と髪の毛一本違わない姿で。……静かな微笑みを、浮かべていた)
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