日向「神蝕……?」
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2:ヒヤコ ◆XksB4AwhxU
2017/03/07(火) 21:27:41.10 ID:IvyvkjHz0
【???】


日向  「う……、ん……」パチッ

日向  「!?」

日向  (背中に感じたのは、コテージのベッドではなく、固いパイプ椅子の冷たさ。
     そして……目の前に広がっていたのは、つい昨日見たばかりの景色だった)

日向  「ここは、希望ヶ峰学園の体育館か……?」

日向  (まるで、入学式のようだった。パイプ椅子に腰かけた奴らが眠っている。
     あちこちから聞こえる寝息が、異様な雰囲気を演出していた)

日向  (よく見ると、そいつらは皆同じ制服を着ていた。見覚えのある茶色のジャケット…
     あれは、希望ヶ峰の制服だ……)

日向  (何人いるのかは数え切れない。だが、おかしくないか……?たしか予備学科の生徒は
     集団自殺したはずだし、本科の学生も学園にはいないはず。それに何より)

日向  「なんで俺は、プログラムの中と同じ姿なんだ?」

左右田 「ん……」ガタッ

日向  (隣で寝ていたそいつは、起きるなりつんざくような叫び声をあげた)

左右田 「あれっ、日向?なんで朝からオレの部屋に……って、えええええ!!?」キョロキョロ

日向  「落ち着け左右田、俺にも理由は分からな」

左右田 「こ、ここ希望ヶ峰だよな!?ハッ、まさかオレらまだプログラムの中に」

九頭龍 「いや、それはねーだろ」

日向  (振り返った先には、やはり同じようにパイプ椅子に座った九頭龍がいた。
     眼帯も黒いベストも、修学旅行の時と全く同じ姿をしている)


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