日向「神蝕……?」
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183: ◆XksB4AwhxU[saga]
2017/05/08(月) 11:14:01.64 ID:3h/q+p2e0

桑田  「……自覚のねえ悪口が一番タチ悪いよなあ」


でも追試は正直めんどくせーし、ここは石丸の言うとおり勉強しておいた方が後々楽そうだ。

どーせ帰宅部だし、毒見係は仕事ないし。


桑田  「そーいや、明々後日が晴れだっけ。死んだら追試受けなくていいんだよな」カリカリ

桑田  「……何考えてんだオレは、葉隠のアホが伝染ったか」ペラッ


葉隠  「へくしっ!!」


【数日後】


教師  『で、あるからして…マルクスの三頭政治。これがローマの共和制を……』

キーンコーンカーンコーン

教師  『では、本日の授業はここまで。明日のテストで70点以下の生徒は追試があるので、気をつけるように』

大和田 「」

朝日奈 「」

葉隠  「」

忘れてた。希望ヶ峰学園は偏差値も超高校級なんだった。


桑田  (えーと、明日は雨だし……暗記すればなんとか)ダラダラ


そんなことを考えてる間に、空島が太陽に重なった。

カッ!!

そして今日も、試練が始まる。

___________


桑田  「ん……」パチッ

桑田  「隔離型か。気持ちわりー場所だな」スッ


立ち上がって、周りを観察。

灰色の空と、ガレキの山と、血の池。うん、こりゃ確実にやべーもんが来るわ。


ガラガラッ


終里  「あれ?お前……誰だっけ」

山田  「桑田怜恩殿!お久しぶりですなあ!」パァァ

桑田  「山田……と、終里先輩」

終里  「あれ、お前オレのこと知ってんのか?えーと……なあ山田、こいつ誰だ?」

山田  「終里赤音殿は人の名前を覚えるのが苦手なのです。なにか食べ物をあげるといいですぞ」ヒソヒソ

桑田  「ブーデーは何やったんだよ」

山田  「リュックの中にあった油芋チップスを……半分のつもりが全部取られてしまいまして……」ずぅぅん…

桑田  「チッ、しょうがねーなあ」ゴソゴソ

終里  「おわっ!?あんぱん!?なんでポッケからあんぱん出てくんだお前!すげえな!!」キラキラ

桑田  「食ってる間に覚えてほしいんすけど、オレは桑田怜恩っていいます」

終里  「おうっ!くわたな!おほへたへ!」モグモグ


腹いっぱいになった終里先輩と山田を連れて、出口を探した。

そんなに広くない空間で、山田が見つけた道を歩く。


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