268: ◆HyZk02P5Ec
2018/02/04(日) 01:34:41.36 ID:YhWnKqvd0
黒井「それで、何の用だ?」
伊織父「何だも何も、挨拶だよ挨拶」
黒井「だったら一人で立っていれば良いだろう。すぐにそこらの凡百が近寄って来るだろうから、それの相手でもしておけ」
伊織父「いやいや、有益な相手以外との会話なんて煩わしいだろ」
黒井「では何故こんなところまで来たのだ。今日は特に大きな話があったわけでもないだろうに、わざわざ前もってこっちに来ると言いおって」
伊織父「いや、伊織が次にパーティーがあるとしたならいつだというのでね?今回の話をしたらそこに出たいとだね?」
黒井「だから許可して、貴様も参加したと?」
伊織父「その通り!それに伊織が友人を連れて行くって言うからさ、だったらこういう小さい場のほうが良いかなと」
黒井「ウィ?友人を連れて行くなら大きい会場で行われるほうが良いのではないか?何も初めてというわけではないだろうに」
伊織父「その友人は今回がこういうのは初だよ。君の冬馬君と同じだね」
黒井「伊織ちゃんの友人なのに社交デビューもまだなのか?」
伊織父「ああ」
黒井「なら私も挨拶くらいは済ませておくべきだろうな。で、伊織ちゃんはどこに?」
伊織父「伊織たちならあそこに……おや?」
黒井「居ないではないか」
伊織父「さっきまでは居たんだが……まぁ見かけたら声でもかけてやってくれよ」
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