15: ◆HyZk02P5Ec
2017/03/05(日) 19:43:56.72 ID:spjSjHtC0
春香「時間が過ぎれば過ぎるほど、私の中でプロデューサーに好きだって言わなかった事を悔やむ気持ちが強くなってる。それはいつか薄れるのかもだけど、消えることは無いと思う」
千早「……」
春香「ねぇ千早ちゃん。臆病で何かを得ることはないよ。それが好きなものなら、尚更そうなんだよ。千早ちゃんは歌も好きで、冬馬君の事も好きだよね。好きな物の片方に手が届いたんだからさ、欲張ってもう片方にも手を伸ばしたほうが良いって。両手一杯に好きな物抱えられるなら、それって幸せなことだと思うから」
千早「春香……」
春香「……………今日は帰るね。次に泊まりにくるのは、千早ちゃんが帰って来たらかなぁ」
千早「……………それなんだけどね、春香。私はこのマンションを越すつもりはないけれど、一年以上ただ放置しておくのもあれだとおもって、その、貴女にこれを」スッ
春香「鍵?」
千早「この部屋の合鍵」
春香「え!?」
千早「出来れば、たまに来ていて欲しいとおもったのだけれど。駄目かしら」
春香「う、ううん!全然!喜んで来るね!掃除もしっかりしておくから!!」
千早「ありがとう春香………アメリカに行っても頑張るから。それに、冬馬のことも頑張るから!」
春香「ふふふ。両方期待してるね」
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